
【鳥の眼で観る欧州CL】【翼を巡る攻防】マンチェスター・シティvsRBライプツィヒ【マッチプレビュー】
こんばんは!
FL-UX マーケティングチームです。
さて、今回のとんとんさんによる「鳥の眼で観る欧州CL」は、明後日2月23日(木)5:00キックオフのマンチェスター・シティvsRBライプツィヒ戦のマッチプレビューをお送りします!
それでは早速、お楽しみください!
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このカードは、ボールを保持するマンチェスター・シティvsブロックを形成するライプツィヒという構図で試合が進んでいくことが予想される。
3-2-5を重要な選択肢として持つシティに対して、ライプツィヒはマンツーマン気味に合わせに行く5-2-3というオプションを備えている。ただし、守備の精度に疑問が残るため、慣れ親しんだメインシステム4-2-2-2でセットするだろう。
シティは2トップに対する数的優位から逆算し、3-2-5のシステムで臨むことが予想される。
4-2-2-2の攻略はシティにとって得意とするところである。HVを起点として4-2-2-2のギャップを狙うシティの攻撃は憎いほど論理的で強力だ。
これに対しライプツィヒがいかに攻撃を食い止めカウンターに繋げるかがこの試合の焦点となる。
ライプツィヒの攻撃は中央3レーンを2トップ+絞った両翼の4枚で攻め立てる一点突破型だ。守備時も両翼が絞り、奪えば一気にチャンスを迎えることもできる陣形であるため、シティとしてはボールの失い方に注意が必要となる。
シティCB陣のこの落ち着き。誰がフリーなのか、全員がきちんと認知できている。
— とんとん (@sabaku1132) January 5, 2023
pic.twitter.com/NA4Ru7Xg7E

逆に両翼を下げる、もしくは広げることができれば守備の機能性だけでなくカウンターの脅威も減らすことができるため、シティはショボスライ等SHの2人の位置取りを乱しにかかる。それこそがHVの担う役割となるため、カギを握るのはアケやリコ・ルイスといったDFの選手になる。
ライプツィヒはわずかなショートカウンターのチャンスを狙うのであればこまめに、そして神経質にポジションを取り直さなければならない。でないとズルズルと両翼が自陣に押し込まれカウンターに繋げることは難しくなるだろう。
Nkunku, again 🔥@RBLeipzig_EN || #UCL pic.twitter.com/RMQWNTuH7W
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 11, 2022
エンクンクやダニ・オルモといった力あるプレイヤーが負傷離脱中のライプツィヒであるが、10月以降の公式戦では絶好調だ。スタメンとの力量差が目立たぬほどまでに控えの選手も実力者が揃っており、選手層は確実に厚くなっている。
現状プレーできるメンバーが配置的・技術的ギャップを運動量でカバーするようであれば、シティにとっては難しい試合となるだろう。
"This is Szobo. How may I assist you?" 🤝 pic.twitter.com/BGq3bwkDNB
— RB Leipzig English (@RBLeipzig_EN) December 11, 2022
戦術の選択肢の幅は圧倒的にシティに分がある。ライプツィヒはボールを保持することも難しくなるはずだ。
そうなった場合、カウンターに加えてセットプレーも重要となる。精度抜群のプレースキックを持つショボスライが演出するセットプレーはライプツィヒの得点チャンスになりうるものであり、シティにとって最大限の注意を払うべきポイントだ。
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とんとんさん、ありがとうございました!
両チームの戦い、楽しみですね!
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