【データでみるJリーグ】要注目!海外移籍も期待できる??有力選手
こんばんは!
今日から2月ですね。北風が寒い日が続きますね。そして、個人的には早くも花粉の気配をひしひしと感じます。。
季節の変わり目ということで仕方がないですが、しんどいです。。。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
そしてそして・・・・!
先ほど、日本代表の皆さんが非常に気持ちの良い勝利を決めてくれました・・・!!本当にお疲れ様でした!
さて、本日は、ご好評いただいているモリモトソウさんの「データでみる」特集第6弾をお送りします。今回は、データをもとに有力選手の皆さんに着目したいと思います。
(他の「データでみる」特集の記事は、下記の戦術分析マガジンからご覧いただけますのでぜひチェックしてみてください。)
今回参考にしたデータは、下記のサイトからご確認いただけます。
(ここから、モリモトソウさんの文章です。)=====================================
今や世界に羽ばたく選手が増えてきたJリーグ。
古くは、三浦知良のジェノア移籍に沸き、香川真司の無双に心を躍らせた。
しかし、今となっては毎週いろんな選手が活躍したニュースを目にし、日本代表での海外チーム所属の選手が大半を占めるようになっている。
そこで今回は、Jリーグに所属している選手でヨーロッパのリーグで活躍できるような特筆したデータを持つ有力選手について特集していきたいと思う。
上田綺世選手(鹿島アントラーズ)
まず、1人目は鹿島アントラーズ所属の上田綺世だ。
何と言っても注目は、1得点あたりにかかる時間。出場したリーグ戦29試合のうち10試合が途中出場にも関わらず、1得点あたり126分しかかかっていない。
そんな上田の武器は、相手を外す動きだ。
代名詞とも言える裏抜けのスキルはもちろんのこと、エリア内の駆け引きもお手の物だ。試合で常に存在感を出す訳ではないが、ここぞというタイミングを逃さない。
そんな彼の今後の課題は、やはり決定力だろう。昨シーズンも得点数は、14得点を記録したものの逃した決定機は10を数えるなどもっともっと得点数を伸ばせたはずだ。
もちろん、彼の動き出しの素晴らしさがゆえに出来たチャンスもたくさんあるため、そこは評価に値するが、よりチャンスを仕留められるようになれば、
1得点あたり90分を切ることも十分考えられ、セルティックに渡った古橋のようにチームに大きな移籍金を残しての移籍も十分可能だろう。
森島司選手(サンフレッチェ広島)
2人目は、サンフレッチェ広島のファンタジスタ森島司だ。
彼が突出しているのは、チャンスを作るパスの供給力。1試合あたりのキーパスの本数は、2.1本を数える。マンチェスターシティ所属のデ・ブライネでも1試合あたり2.4本なのだから、その能力の高さが伺える。
プレイメイキングの能力は、広島の中でもトップクラスだ。
もともと持っていたキーパスの能力だけでなく、年を重ねるごとに守備面も成長。際立って数値を残すタイプではないが、確実に成長しチームを牽引する役割も十分担えるはずだ。
彼にとっての今後の課題は、やはり分かりやすい数字を残すこと。彼自身の能力を活かすために、チームとしてよりゴールに近い位置でいい形で森島にボールを預けられる局面を増やすことができれば、一気に成績を残し、海外へ移籍することだって決して夢物語ではない。
松岡大起選手(清水エスパルス)
3人目は、清水エスパルス所属の松岡大起。
彼の持ち味は、何と言ってもスタミナ。昨シーズンの累計走行距離は、424.843Km。攻守を問わず、いて欲しい時にいて欲しいところに松岡はいる。まさにそんな選手だ。
運動量が多いが、ポジショニングも正確で20歳の選手とは思えない完成度である。
昨シーズンは、アカデミーから在籍したサガン鳥栖を離れ清水エスパルスに途中加入した。移籍後は、プレー面だけでなく声掛けも含めてチームを牽引し、その存在感はエスパルスのサポーターなら誰しもが痛感していたはずだ。
そんな彼が今後求められる能力は、局面の打開力。最終ラインに近い位置でビルドアップの補助に奔走していた分仕方のない面こそあるが、チームの攻撃のスイッチを入れるパスを今以上に増やし、ゲームを掌握する試合が増えていけば、さらなるステップアップも見えてくる。
荒木遼太郎選手(鹿島アントラーズ)
4人目は、鹿島アントラーズ所属の荒木遼太郎。
先日20歳の誕生日を迎えたばかりだが、10ゴール7アシストを記録している新進気鋭の若武者だ。
彼の強みは、数字を残す力だろう。突出したデータこそ見当たらないが、あまり動き回らずにチャンスに絡めるポジションを取り、そこから正確にゴールにつながるプレーを見せる。
トップ下で起用されることが多いが、ポジションを争う土居聖真が潤滑油に近いタイプであるが、荒木はよりゴールに矢印の向いたキャラクターと言えるだろう。
鹿島は、今シーズンより新監督にレネ・ヴァイラー氏を招聘しており、ポジショナルプレーを基底としたサッカーで結果を出し、オファーを待ちたい。
金子拓郎選手(コンサドーレ札幌)
最後に5人目は、北海道コンサドーレ札幌所属の金子拓郎
ドリブル成功数は、リーグトップの152回。成功率も57%と高い数値を残している。ちなみに昨シーズン途中でブライトンへと移籍した三笘薫(現在は、レンタルでユニオンサンジロワーズ所属)も成功率は、51%だったので、その正確性が伺える。
そんな彼は、ドリブルのみならず得点力も魅力でエリア外からのカットインシュートは、十八番の形だ。
オフシーズンに届いた魅力的なオファーも断り、チームに残留。強い覚悟を持って臨むシーズンとなる。
来シーズンは、リーグトップのクロス数をアシストに結びつける回数が増えてくれば、よりリーグの中でも際立った存在となるだろう。
海外チームからのオファーを断り残留した小柏剛とともにスピード系アタッカーとして、チームを引っ張ることが求められる。
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モリモトソウさん、ありがとうございました!
モリモトソウさんのTwitterはこちら
今回、「海外移籍も期待できる??〜」というタイトルを掲げましたが、正直なところ、サッカー選手としてのキャリアの築き方もこの10年〜20年で多様化していると思います。そして、我々サラリーマンも然りで、海外で活躍することが全てではない、日本でできることはたくさんある、そう思います(個人的には)。
そうであっても、やはり、日本で培った経験を生かして様々な舞台で活躍している選手を見ているとファンの私たちも嬉しくなりますし、何より、「こんな世界もあるんだ」、「こういう選択肢もあるんだ」という夢を、観ている側に与えられることは、(このご時世はなおさら)素敵なことだなと思います。
・・・ということで、日本国内・海外問わず、頑張っている皆さんを、私たちはこれからも応援させていただきます!!(超超微力ではありますが・・・)
・・・そして、話は戻りますが、Jリーグ。2月19日からいよいよ2022シーズンが始まります。今シーズンもとても楽しみですね!
2月も頑張っていきましょう!
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それではまた!