
【FL-UX User’s Voice】JFL昇格を決めたクリアソン新宿の強さの秘訣〜アナリスト兼コーチ 吉澤 幸村さんインタビュ〜
こんばんは!
いつも弊社noteをご愛読くださっている皆さん、そして、初めてこちらのページに訪れてくださった皆さん、ありがとうございます。
RUN.EDGE株式会社 FL-UXマーケティングチームです。
先日、昨シーズンより弊社のプレー映像分析ツールFL-UX(フラックス)をお使いいただいているクリアソン新宿でアナリスト兼コーチを務める吉澤 幸村さんにオンラインインタビューをさせていただきました。
2021年12月、JFL・地域入れ替え戦で見事に勝利を収め、2022シーズンからJFLという新たなステージに臨むクリアソン新宿で、アナリストというポジションで選手を支える吉澤さん。シーズン初戦が早くも来月13日に控えている中、快くインタビューに応じてくださり、一つ一つの質問に大変真摯に答えてくださるその姿に、お人柄の良さと、チームに対する熱い想いを感じました。
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RUN.EDGE:本日はお時間いただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
吉澤さん:よろしくお願いいたします。
RUN.EDGE:早速ですが、吉澤さんのご経歴と、現在のチーム内でのご担務について教えていただけますでしょうか。
吉澤さん:奈良クラブでトップチームアナリストを、その後、横浜FC U-18でアナリストコーチを務め、2021年からクリアソン新宿で分析兼コーチを務めております。クリアソン新宿では、主に、対戦相手チームの分析をメインの役割として行なっています。
RUN.EDGE:ありがとうございます。FL-UXをご利用いただくようになってからもうすぐ1年が経つ頃かと思いますが、普段の練習や試合でどのようにお使いになられているか、教えていただけますでしょうか。
吉澤さん:はい。私たちのチームでは、コーチングスタッフが監督を含めて5人おり、FL-UXは主にその5人で映像を共有するために利用しています。具体的には、撮影したプレー映像をFL-UXにアップロードし、映像に描画を入れるなどして編集したものを、FL-UXのチャンネルで共有しています。

RUN.EDGE:主にコーチングスタッフの皆さんのコミュニケーションに活用されているということですね。FL-UXをご導入いただく前は、映像の共有はどのようにされていましたか?
吉澤さん:以前は、映像を動画編集ツールで編集し、mp4ファイルに書き出しをしたものをYouTubeにアップロードしてYouTubeのリンクを共有して・・・という作業を行なっていました。ファイルの変換やアップロードにすごく時間がかかっていましたね。現在は、FL-UXにログインするだけですぐ他のユーザーが共有した映像を確認することができるのでかなり楽になりました。
RUN.EDGE:そう言っていただけて嬉しいです。FL-UXをご導入いただいたことで、チームに何か良い変化はありましたでしょうか。
吉澤さん:はい。今まで映像編集作業にかかっていた時間を削減できた分、じゃあもう1〜2本多く動画を選手に見せてあげようか、だったり、選手に声をかけるためにもう1〜2本多く動画を見ておこうか、ということができるようになりました。
RUN.EDGE:ありがとうございます。映像編集にかかる時間が削減できたことで、結果としてチームの中でやりとりされる映像の量が増えたということですね。ちなみに、吉澤さんは、FL-UX以外にも分析ツールをお使いになられたことがあると伺いましたが、その中でFL-UXはどのような特徴があると思いますか?
吉澤さん:まず、わかりやすい操作が特徴的だと思います。中でも、試合映像を編集する際に使う描画ツールの使いやすさに驚きました。FL-UXを使うまでは、動画編集ソフトでの描画は矢印一つ描くにもかなり手間がかかるというイメージがあったのですが、FL-UXではそういうストレスを全く感じることがないところは非常に助かっています。
RUN.EDGE:描画ツールは開発当初からユーザーの皆様のご意見をいただきながらこだわって作っているところなので、そう言っていただけて大変励みになります。具体的には、どういうマークを使うことが多いですか?
吉澤さん:そうですね、それぞれのシーンで注目したい選手を丸で囲んだり、選手同士の関係性を表すために矢印を使うことが多いですね。パッとクリックするだけで、一瞬で図形が描けるのがとても便利です。
RUN.EDGE:ありがとうございます。そうですね、本当に2クリックで矢印ができてしまうので、とても便利ですよね。他には、どのような所が特徴的だと思いますか?
吉澤さん:タグの内容がカスタマイズできる所も、他製品にはない特徴だと思いました。クリアソンが持っているプレーのコンセプトに合わせてカスタマイズできる自由度の高いツールの方がありがたいなと思いました。例えば、クリアソンが考えるサッカーの局面というのがあるのですが、その局面に合わせてタグを作って振り分けられたりするのが良いな、と思います。
RUN.EDGE:確かに、ここまで自由度の高いソフトはなかなかないかと思います。ちなみに、編集した映像を選手の皆さまに見せる機会はありますか?
吉澤さん:はい。もちろん選手たちにも見せています。選手たちからも、FL-UXで編集した映像を見せるようになってから、「映像が大変見やすくなった」とコメントをもらうことがよくあります。

RUN.EDGE:そうなんですね。チームの皆さまの中でFL-UXがしっかりお役に立てているということがわかって、私たちも大変嬉しいです。
少し違った角度からの質問になりますが、プレーの強さのみならず、チームの雰囲気の良さもクリアソン新宿というチームの特徴ではないかと思うのですが、吉澤さんご自身がアナリストとしてどういう存在でありたいか、選手の皆さまとどう接していきたいか、心掛けられていることについて教えていただけますでしょうか。
吉澤さん:はい。まず、私には分析をする上での、「これだけは持っておきたい」というコンセプトがあって、それは、「選手たちに自信を持ってピッチに立ってもらいたい、そのためにできることをしっかりやる」ということです。私は対戦相手の分析をメインの役割としているのですが、分析を通して選手の「知っている」を増やし「知らない」を減らしていきたいな、と。また、自分たちの練習においても、選手たちの「できる」や「わかる」を増やしていきたいと思っています。時には、選手それぞれが悩む局面、難しい局面もあると思いますが、そこから、ピッチに立つ時には「自分ならできる!」と思ってもらえるような振る舞いを、アナリストとしてできたらなと思います。そのためにはやはり、選手と良い信頼関係をしっかり築いていきたいと思っています。クリアソン新宿はとても良いチームで、選手の方からすごく自分に歩み寄ってきてくれるんです。なのでその分自分もしっかり歩み寄り、お互いの理解を促進していくことが大切だと思っています。

RUN.EDGE:ありがとうございます。クリアソン新宿の強さは、まさにそういった強い信頼関係と良いコミュニケーションに裏打ちされているのだな、とあらためて思いました。また、そんな皆さまのコミュニケーションにFL-UXが少しでも貢献できているということを知ることができて、大変嬉しく思います。
最後に、2022シーズンのクリアソン新宿の目標について、教えていただけますでしょうか。
吉澤さん:まずは、今年もクリアソンというチームのあり方をしっかり体現していきたい、そして、新宿という街に元気を与えられるような存在でありたいと思っています。その上で、JFLでの優勝を目指していきたいです。
また、昨年は無観客試合が続いていた中で、全国地域サッカーチャンピオンズリーグから入れ替え戦までの試合を有観客で行うことができ、その時の会場の空気感、そこから選手一人一人が感じるものというのは計り知れないものがありました。それは選手も口々に言っていました。「全然違うね、こういうの良いね」と。あらためて、皆さんに応援していただけることのありがたみ、温かみを肌で感じることができました。なので、その分私たちは社会に返していかないといけないと思いますし、その相乗効果で社会が豊かになっていったら良いなと思います。
RUN.EDGE:ありがとうございます。私たちも応援しています!
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吉澤さん、お忙しい中インタビューに応じてくださり、誠にありがとうございました!
クリアソン新宿様の新たな舞台でのご活躍に、私たちもテクノロジーという形で貢献できるよう、より良い製品の開発に励んでいきたいと思います。
クリアソン新宿様WEBサイト
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それではまた!