
「鳥の眼」で観るUEFAチャンピオンズリーグ〜【ジャイキリ筆頭vsカウンター】アヤックスvsベンフィカ〜
こんにちは!
2月も下旬になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、とんとんさんにご協力いただきお送りしております特別企画『「鳥の眼」で観るUEFAチャンピオンズリーグ』。今回は、2月24日5:00にキックオフのアヤックスvsベンフィカ戦のマッチプレビューをお送りします。
(両チームの戦術分析記事へのリンクはページ下部にございます。)
それでは早速、とんとんさん、お願いいたします!=================================
今大会でジャイアントキリングを起こすとすれば3年前同様、アヤックスになるだろう。対するベンフィカも欧州4大リーグ経験者が多く在籍する、力のあるチームだ。
両チームのスタイルを見てみるとアヤックスがボールを保持し、ベンフィカが引いて守るという構図になると考えられる。
アヤックスはグループステージで同じポルトガルリーグのスポルティング・リスボン相手に勝利を収めている。スポルティングが採用しているシステムもベンフィカと同じく5-2-3である。
両チームにとってポイントとなるのは、アヤックスのマズラウィ、ブリント、フラーフェンベルフの出来だ。彼らのビルドアップをベンフィカが抑え込むことができるのかが勝負の分かれ目となる。ブリント、マズラウィ共にタイミングよく効果的に絞ってパスを引き出すことができるため、策無しで試合に臨めばベンフィカの守備は混乱に陥ることが予想される。

ベンフィカの前線、中盤のメンバーがこの3人を抑え込むことができず容易く1列目を通過されてしまうようだと非常に厳しい試合となるだろう。ここの抑え方に工夫が見られるかは采配の見どころのひとつとなる。
ベンフィカとしてはこのエリアを完全に捨てるというのもひとつのアイデアとなる。アヤックスは被カウンターに不安の残るチームだ。そのためアヤックスを自陣に引き込み、CFのヤレムチュクを使ってボールを収めてラファ・シルバでカウンターを狙うというのは効果的な戦い方となる。アヤックスは後方に最悪2CBしか残らないため、3トップがある程度の高さを維持できれば数的優位でカウンターに持ち込むことのできる瞬間が訪れる可能性もある。
また、自陣に引き込むからにはゴール前で的確にボールを弾き返す必要がある。20歳のモラト、そしてオタメンディやフェルトンゲンがハラーを、左の攻撃的WBグリマルドがアントニーを抑え込むことが前提となる。マイナスクロスを狙うベルハイスの動きにも要注意だ。
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とんとんさん、ありがとうございました!
両チームの戦術分析も公開しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
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それではまた!