【データでみるJ1リーグ】データで決めるプレー部門別ランキング

【データでみるJ1リーグ】データで決めるプレー部門別ランキング

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こんばんは!

本日は、ご好評いただいているモリモトソウさんの「データでみる」特集第4弾として、「データでみるJ1リーグ」編をお送りします。

(他の「データでみる」特集の記事は、下記のリンクからご覧いただけますのでぜひチェックしてみてください!)

前回までの特集で、スタッツデータのようなデータから得られる客観的な情報に注目すると、また違った観点でサッカーを楽しめるということがわかりました。

ということで今回は、前シーズンのJ1リーグの試合を勝敗ではなく、5つの部門に分け、データをもとにそれぞれの部門で特化していたチームに着目していただいています。

ちなみに、データに関しては、下記のサイトから得られるデータを参照されているそうです。皆さんもぜひチェックしてみてください。

(ここから、モリモトソウさんの文章です。)
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川崎フロンターレの連覇で幕を閉じた2021年のJリーグ。得点も失点もリーグトップクラスを誇り、まさにリーグの頂点に相応しい戦いを披露した。

しかし、今回は勝敗に囚われず1つのデータに特化したチームに着目していきたいと思う。部門は、全部で5つ。
それでは、早速見ていこう。

*データは、2021年シーズン。対象は、J1リーグのチームのみです。

決定力部門:ヴィッセル神戸

決定力部門のトップは、日本代表の大迫勇也、武藤嘉紀を要するヴィッセル神戸だ。

今シーズン、三浦淳宏監督の下で近年の中ではもっとも現実的な戦いを選択し、クラブ史上最高位の3位に食い込んだ。

エースの古橋は、シーズン途中で移籍してしまったものの圧倒的な得点力でチームの前半戦を牽引し、代わりに加入した武藤の得点数も伸びた結果効率よく得点を重ねることができた。

チャンスの構築数自体は、リーグでも12位と決して多くないことが分かる通り、まだまだ得点というところでは伸び代がありそうだ。三浦監督も来シーズンは、サッカーへの質にもチャレンジしていくと述べており、来シーズンはチャンスの数を増やせるようなサッカーを期待したい。

一方決定力でもっとも苦しんだのは、ベガルタ仙台と柏レイソルであった。

共にエースと呼べる素質のあるような選手こそいるものの、その他の選手含めて得点が伸びてこなかった印象だ。

オフサイド部門:横浜F・マリノス

なんと131回ものオフサイドを記録し、オフサイド部門でトップに立ったのは、横浜F・マリノス。今や誰しもが認めるアタッキングフットボールを体現するチームだ。

マルコス・ジュニオールなど中心選手こそ立場が確立されているが、誰が出ても大きくチーム力が落ちないのが特徴だ。

そんなFマリノスのもう一つの特徴は、スピードあふれるアタッカー陣だ。

得点王に輝きセルティックに活躍の場を求めた前田大然を筆頭にエウベルや、出場数こそ少ないが宮市など縦に速い選手たちが揃っている。

ただ、ボールを回すのではなく常に相手の裏を狙うことで、脅威を与えるボールポゼッションに繋がっている。今回は、その姿勢がよく表れているポジティブなデータと言って差し支えないだろう。

来シーズンは、前田大然こそ移籍してしまったが、チームの総合力どこからでも得点が取れるだけに、当然優勝が期待されるだろう。

ちなみにもっともオフサイドが少ないのは、北海道コンサドーレ札幌の30回である。

ショートカウンター部門:北海道コンサドーレ札幌

もっとも素早く相手のゴールを陥れる、ショートカウンター部門は、北海道コンサドーレ札幌が1位となった。

ミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、2020年シーズンからマンツーマン戦術を導入しており、攻撃が信条の指揮官らしいオープンでダイナミックな試合展開が特徴だ。

アタッカー陣には、ボールを運べるスピード豊かな選手が揃っており小柏剛、ドリブル成功数1位の金子拓郎。また、先日川崎フロンターレに移籍したチャナティップなどチャンスメイクの力も非常に高い印象だ。

その分、決定力には苦しんでおりシーズン途中で移籍したアンデルソン・ロペスの代わりにフィットする選手が現れず、やっているサッカーの内容とは裏腹に順位が思ったよりも伸びずに終わってしまった。

来シーズンは、得点力の高いエースストライカーの出現を期待すると共に、終盤で相手に逆転されないゲームコントロール術を身につければACL出場権争いにも顔を出すことができるかもしれない。

そして、もっともショートカウンター数が少ないのは大分トリニータだった。

昨シーズンは、チームでも特にゲームテンポを上げないように注意を払っていた印象があった。天皇杯での闘いぶりや、その主力の残留など来シーズンのJ2リーグの制覇に期待したい。

ハイプレス部門:サガン鳥栖

もっとも高い位置からのボール奪取を試みたハイプレス部門の1位は、サガン鳥栖。

昨シーズン限りでの退任となった金明輝監督の下、走行距離もトップ。若手が躍動するエネルギッシュで魅力的な試合を披露した。

ボール保持においても、非常にシステマチックな一面を持ち、攻守両面で観るものを楽しませるサッカーをしてくれたチームだ。

今シーズンのオフは、相次ぐ主力の移籍に始まり明るいとは言えない話題が多いチームだが、来シーズンも若手の躍動に期待して新シーズンを待ちたい。

もっともハイプレスを行わなかったのは、名古屋グランパス。

守備ブロックを構えるフィッカデンティ監督のチームカラーが色濃く出た格好だ。

被シュート部門:鹿島アントラーズ

被シュート数の最少チームは、鹿島アントラーズ。開幕早々にザーゴ監督の解任など、一時は、どうなることかと思われたが、流石の底力といったところか。こういったデータにもチームを立て直し、シーズンを最後まで走りきった相馬直樹前監督の優秀さが垣間見える。

相馬前監督の戦術は、片方のサイドに思い切った狭い守備ブロックを敷くことで相手チームの自由を奪い、ショートカウンターを展開する。

この戦術が遺憾無く特徴を発揮した結果、シュート数を自体を、抑えることができたのだろう。

シュート数が少ない分、準備が難しいのがゴールキーパー。

シーズン終盤には、クォン・スンテにスタメンの座を勝ち取りチームに安定感をもたらした。

来シーズンは、チーム史上初の欧州人監督であるレネ・ヴァイラーが就任する。

クラブとしての覚悟が感じられるだけに、ピッチ上での変化も含めて大注目だ。

そして、もっともシュートを受けたチームは、ガンバ大阪。

リーグでも屈指のシュートストッパーである東口順昭の存在があるからこそ、苦しんだ今シーズンも乗り切ることができた。

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モリモトソウさん、ありがとうございました!
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Jリーグでは、各チームで来季のメンバーが決まり、キャンプの時期に入りましたね。来シーズンもきっとそれぞれのチームが良い闘いを見せてくれることを楽しみにしています!


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