
「鳥の眼」で観るUEFAチャンピオンズリーグ〜スポルティングのワンポイント分析〜
こんにちは!
とんとんさんと弊社のコラボでお送りさせていただいている『「鳥の眼」で観るUEFAチャンピオンズリーグ』。今回は、2月16日にマンチェスター・シティとの対決に臨むスポルティングCPの戦術分析をお送りします。
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◆基本システムは5-2-3。
守備
◆前線3枚が中央を遮断する守備ブロックを形成。敵の攻撃を機能不全に陥れると同時にカウンターへの素早い移行を狙う。HVのカバーや出足はそれほど早くなく、素早い連携が取れていないためWGを採用する相手だと受け渡しが上手くいかず、CHの脇はWBによるケアが難しくなる。このエリアを起点とした攻撃を中心に展開されることで前線3枚をサイドの守備に走らされ、前提である「中央の遮断」が機能しなくなると危険。
◆サイドを守るのはWBのみとなるケースがあるため数的不利に陥る可能性あり。また1vs1局面でもスピードで引きはがされる可能性あり。
攻撃
◆裏へのロングボールによるチャンスメイクが多い。前線の28番ペドロ・ゴンサルベスや7番タバタといったスピードある選手がボールを収め、アシスト能力の高い17番サラビア(パリサンジェルマンからローン加入)や8番CHのマテウス・ヌネスが決定機を演出する。
◆上記の流れによる前線3人カウンターの鋭さは攻撃における最大の武器。
注目プレイヤー
◆28番ペドロ・ゴンサルベスはスピードに長けたアタッカー。ブレーキをかけて味方を使うプレーや強力なシュートも持ち合わせる。カウンターにおける最大の脅威だ。
◆8番マテウス・ヌネスは推進力あるドリブルと、身体の向きを巧みに変化させることで敵を惑わしてから送り込むパスに秀でたプレイヤーだ。183cmでフィジカルも強く、中盤でのボールの奪い合いでも力を発揮する。
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とんとんさん、ありがとうございました!
マンチェスター・シティとどう闘うか、16日の試合が楽しみですね。
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それではまた!