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【プロサッカーアナリストを目指す現役大学生の成長日記】vol.5 2022年沖国サッカー部、新チームでの活動
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【プロサッカーアナリストを目指す現役大学生の成長日記】vol.5 2022年沖国サッカー部、新チームでの活動

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こんにちは!

今年度も残すところあと1日となりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、プロアナリストを目指し沖縄国際大学で自ら分析班を立ち上げ、アナリストとしてチームを支える平安名和樹さんの成長日記シリーズ第5弾をお送りします。

4月からいよいよ大学生最後の年を迎える平安名さん。アナリストとしての活動の幅も広がってきたようです。そんな中、今回は大学のチームでの今までの活動の中で見えてきた課題や、2022年度以降取り組んでいきたいことについてまとめていただきました。

(ここから、平安名さんの文章です。)
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こんにちは!

「現役大学生の成長日記」として定期的に投稿させていただいている沖縄国際大学サッカー部アナリストの平安名和樹です。

私が大学に入ってプロのアナリストを目指すようになってから、いろいろ取り組んできたことをお届けしていきたいと思っております。よろしくお願いします。

前回は、大学サッカー部以外で私が実践してきたことをお話しさせていただきました。今回は新チームが始まってからの「チームとの関わり」についてお話ししていきたいと思います。

アナリストは、監督やコーチと違ってどういう立場なのか、普段のチームの練習時はどのように関わっているのか、はっきりしていない事が多いと思います。その理由は所属するチームによって関わり方が変わるからです。チームによっては、アナリストが数人いるところもあれば、一人しかいないところもあります。分析だけでなく、コーチや通訳をしているチームもあるので、一概に「これ」と言う事はできないと思います。それを踏まえて、私が大学サッカー部でのアナリストとしてチームとどう関わっているのかを見ていただければ幸いです。

新チームになってからのチームの関わり方

昨年、アナリストとしてたくさんの試合を経験する事ができ、チームにどう関わるといいのかをとても考えさせられました。

分析スタッフとして活動した当初は、チームの練習が始まれば私は別室で分析の資料を作成し、選手たちとコミュニケーションをする機会はあまり多くはありませんでした。そんな中で思ったことは二つあります。

一つ目は、いくら対戦相手の分析に時間をかけても、自分たちチームの選手の特徴や性格や形が分かっていないと、そのチームとって良い分析にはならないということ。二つ目は、昨年よりチームをさらに強くしていくために、普段の練習から見て思ったことや、考えたことを選手たちにダイレクトにすぐ伝えていきたいと思ったことです。もちろんその関わり方はチームによって異なります。プロのチームになってくると、自分が思ったことを勝手に選手には伝えてはいけないと思いますし、伝えるにしてもチームのコンセプトに沿った伝え方でなければいけないからです。私たちのチームもある程度のコンセプトはあります。私も自チームの練習や試合を見て分析する際はそれに沿った形で分析をするようにしていますし、それをコーチたちと確認しながら、選手には伝えるようにしています。しかし、今まではそれを映像にまとめて、共有したらあとは自分自身で確認するようにお願いするという形だったので、実際に選手たちに落とし込めているのか把握が難しい状況でした。なので、今年はチームをより成長させていくためにも、もっと積極的に関わっていこうと思ったのです。

普段の平日の練習では、マネージャーが一人なのに対してAチームとBチームに分かれて練習を行うのでマネージャーの人数が足らず、マネージャーのサポートやアシスタントが主でした。笛を吹いて練習時間の管理や、前回のゲームを通して練習ではどのように意識してほしいかを選手たちに共有し、ゲームでは選手たちが気づいていないであろうと思う部分を考え、それを言葉やボードなどを使ってすぐ確認するようにしています。

ある日のBチームの練習では、先週の試合で相手が蹴ったロングボールに対してうちが競り勝った場面、そこからマイボールにできた場面、ボールを奪った場面、奪われた場面、奪ったけど5秒以内に再び奪われた場面が課題としてあり、それを数字で出して、そこからどういう事が言えるのかを共有し、どう修正していくかを選手たちと確認しました。私はそうした事は、普段から数字や映像を見ているアナリストだからこそできる事だと思っていますし、その力は今後どんどん重要になってくると思います。そして、監督にしろ、コーチにしろ、アナリストにしろ、共通して「サッカーを見る力」というものはとても大事な事だと思います。サッカーを見る力というのは、サッカーの試合で起きている状況や変化に気づき、理解する力のことで、ビデオを撮って後で見返せば、見る力がそこまでなくても、いろいろ気づくことはできます。それは見る力を鍛える上ではとても大事な事ですが、リアルタイムで練習や試合の状況や変化に気付いて伝える事は、サッカーを見る力がないとできないのです。私はアナリストとして重要なスキルの一つである「見る力」を鍛えるためにも、そうしたアウトプットをするように心がけています。そうしたことによって、選手たちも他の人のプレーや自分の試合を見るようになり、考えるようになったと感じています。私は正式なコーチやマネージャーではないのですが、アナリストとしてたくさん試合を見て気づいたことを、練習の時から選手たちに共有することによってチームが変わると思っています。まだ、サッカーを見る力はまだまだで、練習で気づかない部分が多いのですが、選手たちとコミュニケーションをとりながら、日々学んでいます。

今年初の公式戦

チームへの関わり方を少し変えていった中で、3月に今年初の公式戦がありました。コーチからの指示でBチームの試合分析を依頼され、練習からBチームへ指示や確認を重ねて試合を迎えました。試合に向けてのスカウティングは事前に撮影していた映像をもとに相手の特徴とウィークを映像にまとめ、試合前にメンバー全員でミーティングを行いました。試合当日の私の役割は、マッチミーティングに行ったマネージャーから情報をもらい、コーチに伝える。試合前アップのコーチング、時間管理、選手個別にマッチアップする相手個人の特徴を伝える。コーチとゲームプランの確認、撮影機材の準備と撮影、撮影しながら試合を確認し、ハーフタイムに選手たちに伝える、などです。

それらを準備しながら試合中はビデオの撮影をし、ハーフタイムになるとベンチに行き、選手、コーチたちと前半の確認をします。前半一点リードされてしまい、その状況の中で前半に立てたゲームプランができていたのか、予想していた相手に対してうちがどうプレーすれば良いのか、チーム全体や選手個別に共有を行いました。そこから後半に入り、チームは同点に追いつくことができ、PK戦にもつれました。結果は惜しくも負けてしまいましたが、分析してきたことが少しずつ形として現れてきていた印象でした。昨年と比べてチームの一体感はより強くなっていると感じています。

私は、アナリストの関わり方として自分たちのチームに合ったやり方は何なのか、それを考えながらアナリストとして大事な「見る力」「まとめる力」「伝える力」をアウトプットするようにしています。結果は思うようにはいかなかったかもしれないですが、まだ新チームは始まったばかりで、これからいろいろな大会があります。トップチームはその大会でまだ勝ち上がっていますし、Bチームはまた次の大会に向けて成長しながら、私自身も成長していかないといけないと思っています。

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平安名さん、ありがとうございました!
明日からの新学期も頑張ってください!応援しています。


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平安名さんにもご利用いただいているプレー映像共有・分析アプリFL-UX(フラックス)の詳細情報は、こちらからご覧いただけます。
難しい編集作業をすることなく、チームメンバーと共有したいプレーシーンだけを選んで、すぐに共有することができます。さらに、8種類の図形が描けるスケッチ機能やSNS感覚でやりとりができるチャット機能を使えば、チームコミュニケーションの質をさらに高めることが可能です。ぜひチェックしてみてください。

それではまた!

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